アラフォー看護師の離婚奮闘記

アラフォー子持ち看護師が離婚までの日々を笑いと涙で綴ります

ピーターパンの夫

夫は私より17歳年上。結婚と同時に2人で自宅を購入し、自宅の一部でメカニックの店を始めた。昔っから物欲なし、金銭欲なし、性欲なし(笑)の夫だったけど、店に関しては思い入れがあったみたいで、店は彼のアイデンティティそのものといっても過言ではない。

(売り上げが)いい時ももちろんあったけど、基本低空飛行。じわじわと経営は厳しくなり・・・。私は両親が早くなくなったこともあって、持ち家を処分したりで、まあ貯蓄が年齢の割に多いほうだった。なんとか貯蓄の切り崩しでやってきたけど、それも限界。「働きに出てよ」って相談したのが、8年前。

周りを見ると、社会はまさにリーマンショックのまっただなか。自営業やってるパパはそれこそ、自営を続けながらバイトに出たり、職を変えたりと社会がわさわさしてるとこだった。でも、金銭欲、物欲に加え、浮世感のまったくない夫は、そんな突風もどこ吹く風。

 

夫。「うちは自営業でもともとそんな売り上げがあるわけでもないし、あんま関係ないよねー」

 

いやいや、違うだろ!?「そんな売り上げがない」のがそもそも問題なのでは?!うちは次女が2歳になるかならないかの時期で、私も育児とパートと、見えない将来への不安で限界だった。

 

ある日の会話

私「ねー、パパさ、バイトとかしないの?今のままじゃキビシーんだけど」

夫「だって店あるのに、どーやってバイトすんの?何やれっていうんだよ、無理だよ」

 

またまたある日の会話

私「友達のパパがね、ラーメン屋さんやってたんだけど、今度店閉めて看護師の学校行くんだって!すごいよねー」

夫「へー。そーなんだ」

私「すごくない?こーちゃん(夫)もやったら?」

夫「・・・は?やだよ」

私「いいじゃん、看護師ー。そこのパパも48(←年齢)とかだよ?できないことないって」

夫「やんないっつってんじゃん!何それ?」

私「・・・・そんな怒んなくてもいいじゃん。・・・冗談だよ」

夫「・・・つまんないし、笑えない」

 

いやー、そりゃーね、メカニックの仕事から看護師ってふり幅でかすぎだろ。しかもこのとき夫52だからね。無茶を言いましたよ。でもさ、毎年毎年(私の親が遺した)貯蓄が60万ずつ減ってるわけじゃん?何とかしよーよ、って気になんないのかな?この計算でいったら数年後には貯蓄も尽きるよ??・・・浮世感なしの夫はいつもニコニコ営業で、ママ友にも「菩薩」って言われるくらいやさしー雰囲気を醸しだしてた。

 

はい、若いころはね、そのやさしー雰囲気が好きだったのよ。私がせかせかしてる分さ。でも親になったら「責任」ってあるじゃん?

 

私は調理師だった。自分でお店を持ちたくて、生活が安定したら、いずれは自分で小料理のお店を開いて・・なんて結婚する前は真剣に考えていたこともある。周りにもそれを吹聴していて、だからこそ、親は私には姉よりより多くの貯金を残してくれていた。私は、結婚して調理のパートの仕事をしていたけれど、生活の安定はなかなか見込めず、亡くなった親の思いにも応えられていなかった。でも、子供2人いるんだもん。自分の夢だの、死んでしまった親の思いだのに振り回されてる場合じゃない!!とりあえず、パートなんかよりもっと安定した職業につかなきゃ!!

夫が店をやめない、外で働いてくれない以上、自分が定職につくしかないって思って、調理師免許を駆使して、探したのが「給食」。とりあえず安定はしそう。ところが、世の中リーマンショック。外食産業で培ったキャリアなどくその役にもたたず、私は意気込んで正社員の面接を受けまくったものの全敗だった・・・

 

私「ねー、ほんと苦しいんだけど。なんとかできないのかな?子供たちだってさー、これからお金だってかかってくるし。教育費だってばかにならないよ?」

夫「いいじゃん。とりあえずこのままで」

私「え?だって、子供になんも残せないよ?それはやじゃない?」

夫「いいじゃん、残せなくたって。使い切れば」

 

・・・・まじかー。それが我が家のピーターパンくんの出した答え??

子供達は2人とも保育園で、まさにプリキュア世代。「真っ赤な炎は情熱の証!!キュアルージュ!!」(←実は私が一番好きだったキャラ(笑))とか言ってあどけなく遊んでおります。

2人のプリキュアと、ピーターパンがいる非課税世帯ってどんな夢の国だよ・・・。

 

続きます